2025.12.12 Q&A・初心者のギモン
全自動麻雀卓の種類が多すぎて選べないあなたへ—“故障”の視点で見る、後悔しない最初の一台—
目 次
こんにちは。
津村娯楽堂がお届けする麻雀コラムです。
今回のテーマは、
「これから全自動麻雀卓を買ってみようかな」
と考えている方に向けた、最初の一台の選び方です。
麻雀をもっと気軽に楽しみたい。
家でも、仲間と集まって打てる環境を作りたい。
そんな気持ちから全自動麻雀卓を調べ始めたものの、ネットで検索してみると、
- 見たことのないメーカー名
- やたらと多い機種
- 数万円から数十万円までバラバラな価格帯
「……正直、どれを選べばいいのかわからない」
そう感じた方も多いのではないでしょうか。
そんな中、初心者の方から必ずと言っていいほど聞かれる質問があります。
「全自動麻雀卓って機械だけど、故障しないんですか?」
今回は、この「故障」というテーマに真正面から向き合いながら、後悔しない最初の一台の考え方をお話ししていきます。
全自動麻雀卓は、故障する?
結論から言います。
はい、します。
これははっきり言い切ります。
なぜなら、全自動麻雀卓は精密な機械だからです。
内部では、
- 牌を識別し
- 混ぜ
- 積み
- 押し出し
- 再び収納する
という工程を、モーター・センサー・基板が連携して行っています。
つまり、家電や車と同じで、使えば必ず消耗します。
ただし、ここで一つ、安心してほしいことがあります。
それは、国内メーカーの現行モデルであれば、基本的に修理ができるという事実です。
故障は避けられない。
でも、大事なのは「直せる故障かどうか」です。
まずはこの視点を持っておくだけで、全自動麻雀卓選びの失敗はぐっと減ります。
「修理できない」全自動麻雀卓はあるの?
実は、あります。
修理の現場に立つ立場から見ると、「選ぶ前からリスクが高い機種」には、はっきりした傾向があります。
代表的なのが、次の2つです。
古い国産モデル(中古)
最近では、メルカリやヤフオク、リサイクルショップなどで中古の全自動麻雀卓を見かける機会が増えました。
価格も手頃で、「最初だし、中古でいいかな?」と惹かれる気持ちもよくわかります。
ただし、このタイプで最も多いトラブルが「部品がもう出ない」という問題です。
製造終了から年数が経ったモデルは、
- メーカーが部品供給を終了している
- 新品パーツが存在しない
というケースが珍しくありません。
もちろん、専門店であれば中古パーツを使った修理や、部品交換を伴わない調整で直せる場合もあります。
ですが、「どこで買っても同じ」では、決してありません。
古い国産モデルを検討する場合は、
- 修理実績があるか
- 部品をストックしているか
- 構造を理解した技術者がいるか
といった点を満たす専門店での購入が大前提になります。
中国製モデル
もうひとつ、近年とくに増えているのがネット通販で見かける中国製の全自動麻雀卓です。
見た目は立派。
価格も魅力的。
ですが、修理の観点から見ると、問題はよりシンプルです。
- 日本国内に部品がほとんど流通していない
- 販売店と継続的に連絡が取れないケースが多い
という、構造的なリスクを抱えています。
本体は輸入されていても、
- モーター
- 基板
- センサー
といった消耗部品までは輸入していないことが多く、故障した瞬間に「修理不可」になる可能性があります。
これは決して誇張ではなく、実際の修理現場で何度も目にしてきた現実です。
初めて買う全自動麻雀卓 故障を気にするなら、どれを選ぶべき?
ここまで読んでいただくと、自然と答えは見えてくるかもしれません。
初心者が最初の一台を選ぶなら、
国内メーカーの新品、または国内メーカーの高年式中古。
このどちらかが、最も安心です。
理由はシンプルで、
- 修理体制が整っている
- 部品供給が安定している
- 長期使用を前提に設計されている
という点で、総合的なリスクが低いからです。
価格だけで見ると高く感じるかもしれませんが、「長く使えるか」「直せるか」という視点で見ると、結果的にコストパフォーマンスは高くなります。
具体的におすすめできるシリーズ
初めての一台として選ばれることが多く、修理・部品供給の面でも信頼性が高いシリーズをご紹介します。
- アモスシリーズ
- センチュリーシリーズ
- スリムシリーズ
これらは全国的に流通しており、修理実績も豊富です。
初めて全自動麻雀卓を検討する方にとって、安心して選びやすいラインナップと言えるでしょう。
長く使っていくことを考える
実際に長く使っていくことを考えると、修理やメンテナンスは避けて通れない話でもあります。
故障するか、しないか、ではなく、
もし起きたときに、どう向き合えるか。
その違いが、あとから大きな差になります。
全自動麻雀卓は、正しく選べば、長く楽しい時間を支えてくれる道具です。
今回は、最初の段階で知っておいてほしいことを中心にお話ししました。
このコラムが、麻雀をもっと身近に感じるきっかけになれば嬉しいです。
